« 身近にあるCSRって何だろう? | トップページ | 鏡さんの出展 »

茶堂さんより、トマトと青いユズ

茶堂さんより、トマトと青いユズ
残すところ、あと2週間となった開国博Y150イベント。

ヒルサイドエリアで過ごした3カ月間も、ついにラストへ向けて
怒濤の加速を迎えています!

昨日の日曜日は、入場者数が4500人を越えました。
イベントには不向き極まりない『里山』
しかもシャトルバスしか交通手段が無い!というヒルサイドエリアの、
イベント史上(?)前代未聞の立地条件を考えると…
なんだかトリ肌がたってくる数字です!

先日の出展の際は、ヒルサイドエリア1番の『頑張ったで賞』間違いなし!
・・・の『茶堂(ちゃどう)』さんから、プチ・トマトと青いユズの差し入れを頂きました☆

この『茶堂』というのは、岐阜県にある木匠塾(もくしょうじゅく)という、
宮大工さんの養成学校の協力により建てられた建築物で…
クギを1本も使わないにも関わらず寸分の狂いも無く造られた、
素晴らしく美しいお堂であります。

その昔…村と村の辻(羽坂い)に村人の手によって作られ、
それぞれの村からお茶当番などを出し合いながら、共同で管理をし、
村人は勿論のこと村を通る旅人達などの共有の休憩場所として、
四国地方の一部の地域を中心に多く存在していたそうです。

まだインターネットなんて言葉が存在しない時代ですが、
村人、子供達、旅人…あるいは冠婚葬祭の象徴的な場所として、
その地域に住む人々の情報・コミュニケーション・ツールとして、
とても親しまれて存在していたとも言えます。

隣人との関係も巧く築いていけない現代人の私達にとっても、
とても意味深い場所でもあるのです。

ヒルサイドエリアでは、われら『わりP』と同じ『丘の広場』に展示されていますが、
平日・休日を問わず、誰かしらがやってきて…

例えばそれは『語り部』のお話だったり…
舞踏家のパフォーマンスだったり…
和紙アーティストの作品発表であったり…
さすらいの尺八奏者のアドリブ演奏だったり…
チベットから運ばれた、優しい味わいの発酵茶紹介だったり…
はたまたチェーンソーで木のチェーンを作ってしまう作家さんの実演だったり…
…と

まだまだまだ…書ききれないほどの興味深い企画が、
これまでの会期中、毎日の様に行われてきました。

でもコレこそが『茶堂』の精神、存在意義そのもの!

そこに建物があって、人が集い、語り合い、発想し、実現する。

現代の言葉でなら、例えば『コラボレーション』などとも表現される様な
クリエイティブな事も、気負わず、大袈裟にせず、実現させて…
『その時』『その場所』にいた者同士が、素朴な感動を分かち合う事が出来る
そんな素敵な場所でもあるのです…。

ヒルサイドエリアに遊びにいらしたら、ぜひ『丘の広場』にもお立ち寄り下さい。

何てったって『丘の広場』には、この『茶堂』『わりP』ほか、
様々に面白い造作物が、たくさん有るのです!

ヒルサイドエリア一番の『記念撮影スポット』間違いなし!

どこでどうピース・サインをしても『え〜凄いね!』『面白いね!』『これ何?』…と
見せた人に自慢出来る写真が撮れますよ☆(*^^*)/

イベントが終われば…それぞれの場所に、バラバラに移動してしまう作品達です。

一度に体験出来るのは、これが最期!見逃したら、きっと後悔しちゃいますよ!

※ 『ヒルサイドエリアY150つながりの森』へは、いよいよ今月末(27日)まで!
前代未聞の市民創発のココロミを、アナタも絶対!見逃すな!!

※ 会場へは、相鉄線 鶴ヶ峰駅と、地下鉄及びJR中山駅より、
無料シャトルバスが運行中です。

|

« 身近にあるCSRって何だろう? | トップページ | 鏡さんの出展 »

C 09年 開国博Y150 ヒルサイドエリア「わりばしプロジェクト」」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。