つながりの森 「未来へつなぐ木」 プロジェクト①
前回、前々回と、Y150周年記念事業とヒルサイド・プロジェクトに関して、
簡単ではありますが、ご紹介してまいりました。
本日から、いよいよ、このブログのタイトルにもなっている 「未来へつなぐ木」 の
プロジェクト内容について、ご紹介していきたいと思います。
今回、私達の企画 「未来へつなぐ木」 は、概要から言うと、来場者参加型の
現代美術ワークショップです。
屋外設置された支持体に、来場者の方と一緒に創った 「創作ピース (素材片)」 を、
期間を通じて、少しづつ付けてゆきます。
初めはただの無機質な支柱であった構造物が、多くの人たちの手が関わる事によって、
少しづつ覆われてゆき、最後には・・・果たして、どの様な作品となる
・・・のかは、私達にも分かりません。
作品はイベントの期間中、屋外に設置されます。 当然、風雨に晒されたり、
炎天下の陽射しに焼かれたり・・・つまりは退化していくことも予想されます。
または、思いがけず多くの方が参加すれば、初めのころのピースは、後のものに
覆い隠されて、見えなくなるかも知れません。
でも、どんな事が起きたとしても、そこで行なった行為は残り、作品の一部として
参加して下さった 「あなた」 が居なくなっても、未来までつながって、残っていきます。
何かを 「持ち帰る」 事ではなく、何かを 「残す」 事によって、見知らぬ誰かと、
時差を越えて 「様々な想い」 を共感出来る・・・
そんな事が出来たら、それはとても素敵な事なのではないか、と考えたのです。
Y150の大きなテーマとして掲げられているのが、
「現在で150年、そして、これからの150年」 という考え方です。
今回のヒルサイド・プロジェクトの根底にあるのも、その 「これから」 という
未来への思いです。
すなわち、今回のイベントが、単発的なお祭り、なのではなく、出展者・来場者が
共に、これからの未来へ向けて、何かを残し、何かを得る事こそが、一番の目的
でもあります。
何かを働きかけ、そして参加して、一緒にひと時の時間を共有出来たら嬉しいです。
次回からは、更に詳しいプロジェクトの内容や、連動して、各種の募集情報なども
ご紹介していきたいと思います。
*
⇒ ヒルサイド つながりの森 公式HP
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