« 本日は… | トップページ | 岩崎ミュージアム展示替え »

アーティスト・イン・ミュージアム2005 ②

横浜美術館、市民のアトリエ主導で行なわれた過去のワークショップ

アーティスト・イン・ミュージアム2005について、ご紹介しています。

第2回目の今回は、ワークショップのメイン・ゲストとして招聘された

アメリカ人アーティスト、ロイ・スターブPhoto さんについて、ご紹介したいと

思います。

ロイ・スターブ(Roy ・F・Staab)さんは、1941年アメリカ、ミルウォーキー

生まれ。

1969年にウイスコンシン大学を卒業されており、専攻は、幾何学と美術。

1979年頃より、野外で幾何学形態をモチーフとした、環境インスタレーション

作品を制作し始めます。

作品の材料(素材)は、その場にある、葦や竹、石や雪などの天然素材。

それらを使って、線を引いたり、材料をねじったり結んだりという作業を、

ほぼ自身の手作業のみで創り上げていきます。

そうして創り上げられた作品は、完成後、自然の力に委ねられ、つまり風雨や

天日に晒されるが故に、数時間、あるいは数週間と、存在する時間が限られて

しまいます。

そのため、メトロポリタン美術館や、ミルウオーキー美術館などに収蔵されて

いる作品は、写真・ドローイングなどに限られています。

日本では、札幌AIR初め各地でパフォーマンス、講演などに参加されており、

そのほか世界各国でも、レジデンスへの参加も多数あり、活躍されている

アーティストのお一人です。 (横浜美術館 市民のアトリエ提供資料 参照)

次回は、ロイさんの作品について、画像等交えながら、さらにご紹介していき

たいと思っています。

※ なお、今回の連載記事に関しては、アトリエ・ソレイユお教室HPでも紹介しています。

   ご興味のある方は、そちらも御覧下さい。

|

« 本日は… | トップページ | 岩崎ミュージアム展示替え »

A アーティスト・イン・ミュージアム 横浜*********2005年」カテゴリの記事